引き
接触や危険から石や石群を後退させる手。
引きは、石や石群を前の位置から後ろへ下げる手で、通常は相手の石や不安定な接触点から離れるために打つ。既存の石の後ろ、または脇に打って、石群を退かせたり、つないだり、弱点を減らしたりする。
相手の圧力から逃げる、石群を補強する、連絡を保つ、不利な進行を避けるといった目的があり、役立つ形も維持できる。辺や盤の側面へ特に下がる「下がり」と違い、「引き」は後退する働きを指し、盤上のさまざまな場所で生じる。ただし、引きすぎると消極的になり、相手に厚みを与えたり、先手を失ったりすることがある。「引き手」ともいう。