消し
相手の模様や勢力の広がりを、深い侵入より安全な距離から抑える着手。
消しは、相手の模様や将来の地になりそうな領域の中、またはその境界付近に打ち、その大きさと地としての価値を減らす着手です。消しの石は通常、比較的浅い位置にとどまり、逃げたり走ったりする余地を残しながら、相手の外側への発展を制限します。
目的は、深い侵入に伴う大きな危険を避けつつ、相手の地模様の可能性と勢力を小さくすることです。侵入と違い、模様の奥深くに根拠を作って居着くことを主眼とせず、より安全な距離から模様を制限します。ただし、消しの石には十分な逃げ道が必要で、打つ時機と深さは周囲の配置や相手の攻めの可能性によって変わります。