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小さい手

目先の価値や影響範囲が比較的小さい着手。

小さい手とは、直ちに得られる地、戦術、戦略上の価値が比較的小さく、限られた局所に関わる着手をいう。その価値は局面で残されている選択肢との比較で決まり、局所の細かな問題に対応する一方、盤上の別の場所にはより大きく緊急な着手が残っていることもある。

小さい手には、わずかな得を確保する、形を整える、後の手順を準備する、といった働きがあり、ほかに大きな急場がないときにも選ばれる。「小さい」は相対的な規模や価値を指すので、先手か後手かを意味しない。小さい手でも戦略的に正しい場合がある。また、局所では小さく見えても、全局では重要な影響を及ぼすことがある。