掛かり
相手の隅石に外側から迫り、隅の可能性とその後の展開を揺さぶる手。
掛かりは、相手の隅にある石の近くへ、通常は直接ツケずに外側から迫る着手です。隅とその周辺を争いながら、外勢を築いたり、次の展開を準備したりします。掛かる位置や距離は、隅石の位置と周囲の石の配置によって変わります。代表的な形に小ゲイマ掛かりがあり、相手はハサミ、ヒラキ、またはシマリで応じることがあります。
掛かりには、相手の隅の地模様を削減・牽制し、隅をめぐる戦いを始め、以後の方向を決める働きがあります。相手の隅石に迫るのが掛かりであるのに対し、シマリはその石の持ち主が隅を固める形です。侵入や削減は、すでにできた勢力へより深く入る、またはその規模を小さくする着手です。周囲の石と相手の応手によって価値が大きく変わるため、掛かりが常に急場、あるいは有利とは限りません。